TACOMA FUJI RECORDS, Mr.Montage TACOMA
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TACOMA FUJI RECORDS, Mr.Montage TACOMA

¥6,380 税込

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designed by Ryohei Kazumi / text by Hiroki Niwa (KAKUOZAN LARDER) 「HAVE YOU SEEN THIS MAN?」は多分今年のタコマのキーワード。 ENTERTAINMENT数見亮平とKAKUOZAN LARDER丹羽直己が織りなす科学反応は一体どこへ向かうのか。 COTTON 100% MADE IN JAPAN SIZE 身幅/身丈/袖丈 M 52 / 67 / 20 L 56 / 70 / 21 XL 60 / 73 / 22 お時間のある方は是非ストーリーも載せていますのでご覧くださいませ。 Mr. Montage TACOMA designed by Ryohei Kazumi direction by Hiroki Niwa (Kakuozan Larder) その日ボクは年に1度開催される“TACOMA FUJI RECORDS”のオープンオフィスに参加 すべく吉祥寺に降り立っていた。初めて訪れる街ということ、そしてオフィスの場所を 知らないということもあり、数年ぶりの再会となる数見さんと合流してオフィスに向か う約束をしていた。「お待たせ!ニワくん!」待ち合わせ時間を10分過ぎたころ、振り 返ったボクの前には数見さんのトレードマークであるエッシャーの帽子とライダースと いう出で立ちの男が立っていた。(あれ?数見さんってこんな人だったっけというか、 ボクのこと“ニワくん”なんて呼んだっけ?時間にも厳しい人だったような。。。) なんて ことをぼんやり思うボクを尻目に「さあ!行こう!」と足早に歩きだした数見さんは商 店街の中にグイグイと進んでいくのであった。そして、置いて行かれないよう後ろをつ いていくボク。「さあ!着いた!」商店街を抜けた先に突如現れる街の景観に違和感を 残す2階建て古いロッジ風の建物。その中に迷わず入っていく数見さん。そして、気を 取り直して建物に中に入るボク。待ち合わせ時間に遅れていた事もあり、オフィスの中 はすでに沢山の人でごった返していた。すっかり忘れていたが、“TACOMA FUJI RECORDS”の渡辺さんに直接会うこと自体が初めてであった。渡辺さんを探して建物 の中をふらふらと歩いているボク。「あそこにいるのが渡辺さんだよ」数見さんが1人 の男を指さした。「そんな事よりワインを飲もう」とグラスに赤ワインを注ぐ数見さ ん。ボクの認識では全くの下戸だった数見さんだが、出会ったこの日は着いた先からよ く飲んでいた(ボクも下戸なのでシンパシーを感じていたので間違えはないはずであ る)。すると、渋い顔をしているボクを余所に次々とグラスをあけてしまった。そんな 数見さんから離れ、さっき教えてもらった渡辺さんを探しに会場を歩いていると、「飲 まないと渡辺さんに怒られるよ」と数見さんがまたワインを勧めてくるのであった。不 慣れな場所と違和感を感じる人たちにのまれてしまった、全くの下戸のボクは一口だけ ワインを飲んでみた。何年かぶりに口にしたアルコールでブワッとする脳を感じつつ、 人と人の間に見えた渡辺さんに近づいていった。そして客人と談笑する渡辺さんの背面 に立ったボクは会話の隙間を狙って「渡辺さん、はじめまして」と声をかけた、そして 静かに振り返った渡辺さんの顔を見てボクは目を疑った。。。 「丹羽さん。おはようございます。」 その言葉で目を覚ましたボク。前日もハンバーガー屋をこなし深夜バスに飛び乗ったと いうこともありほとんど睡眠が取れていなかったボクは吉祥寺駅前のベンチで居眠りを してしまったようであった。そんなボクを優しく起こしてくれたのは待ち合わせ時間の 少し前、トレードマークであるエッシャーの帽子とライダースという出立ちの数見さん はまごうことなく数見さんであった。さっきまでの夢のような体験を話ししながら住宅 街を抜けて到着した近代的な建物。3階建の2階右側の扉が“TACOMA FUJI RECORDS”のオフィス。早めに到着してしまったボクたちは扉の前でどうしようかと 相談をしていた。すると、扉がスッと開き中からSNSで見た通りの渡辺さんが顔出して 「数見くん、丹羽くん、わざわざ来てくれてありがとう!」と優しい笑顔で招き入れて くれた。「数見くん、丹羽くん、何か飲む?」とドリンクを聞かれ、「コーラお願いし ます」とボク、「赤ワインお願いします」と数見さん。エッ、と思うボクは数見さんの 顔を振り返り見て青ざめた。「お待たせ」冷蔵庫からドリンクを運んできてくれた渡辺 さんの顔を見てさらに青ざめた。。。 ジリリリッ、ジリリリッ! 出前の注文を告げる黒電話の音で気づいたボクはハモニカ横丁の餃子屋に居た。ピロン ピロン、ピロンピロン。ボクのiPhoneも鳴った「丹羽さんどこにいるんですか?」電話 の主は数見さんだった。ボクはすぐに数見さんと合流し、駅前のコメダに入店した。今 日起こった出来事を忘れないうちに数見さんに全て話した。そして、忘れないうちに今 日会った渡辺さんと数見さんのモンタージュを作ってもらった。オーダーを受けにくる 店員。「アイスコーヒーをイリで」とボク。「じゃあボクは赤ワインで」と数見さん。 「いや、コメダにワインはないでしょ」と笑うボク。「いえ、御座いますよ」と店員。 エッ。と思って見上げた店員の顔を見てボクは青ざめたのであった。。。 このTシャツはボクが実際に体験した不思議な出来事の登場人物を数見亮平さんにデザ インしていただいたものです。 text by Hiroki Niwa (Kakuozan Larder)