ガンジーセーターのアウトラインとディテールを参考に作成した"CR-guernsey"。 直線的なパターンであるガンジーセーターのアウトラインを生かした、着用すると肩が落ちるボックスシルエットです。 襟と袖口にはハギのない2×2組織の丸リブ、裾にはジャガード編みで仕上げたリブをメリノウールで作成し、フラットシーマーミシンを中心に仕上げることで、ニットように縫い目のゴロツキが少なく仕上げました。 肌面はコットンのため、スウェットのような着心地ですが、ウールセーターのようなイメージで着用可能です。 裏返して着用することで、より保温性を高めることができます。 裏の左脇にあるブランド織りネームはほどきやすい仕様になっています。 〝この企画は当初「ガンジーセーターをスウェットで製作して、もっと着やすくしたい」というテーマで進み出しました。今季は〝Wool Nylon Double Face Jersey〟という生地を使用してリバーシブル仕様になっています。ニットを表面に着るとセーターに、スウェット面を表面にするとかなりの保温力があります〟（本間良二） 【Wool cotton double face jersey】 表にウールナイロン混紡糸、裏にコットン糸を使用したダブルフェイス生地。表のニットのような太番手のウールナイロン混紡糸は保温性を、裏のコットンは柔らかな着心地をそれぞれ担っています。 【CR-guernsey】 コットン製のアイテムの再構築をテーマとした"Cotton Recreation"シリーズ。24-25AWシーズンでは、通常ウールで編み上げるセーターを、"Wool cotton double face jersey "に置き換えました。