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Spectator, 51号 自己啓発のひみつ

1,320円

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「これを読めば、あなたの人生が変わります」 そんな甘いことばで誘い、心を惑わす自己啓発メディア。 自分とは無縁だと思っていても、SNSやアプリを介して個人のもとへと届けられ、気づかぬうちに〝自分みがき〟をさせられていたりするからやっかいだ。 自己啓発の文化は、社会にも深く浸透している。 自助、教養、リスキリング、自己肯定感…。 成長や改善を促すこれらの言説は、いつどのようにして根付いたのか?  ルーツを辿ってみるとそのタネは明治の頃に、早くも蒔かれていたことが…。 経済低成長時代に入り、よりいっそうの努力や向上が求められる社会のなかで、ひとり迷子にならないために、いま知っておきたい自己啓発の歴史と上手な付き合い方。 【51号の主なコンテンツ】 ●まんが 自己啓発って何だろう? 作画・関根美有 原作・赤田祐一(編集部) ●インタビュー1 真鍋厚「自己啓発が流行りつづける背景」 評論家。『テロリスト・ワールド』(現代書館)『不寛容という不安』(彩流社) ●インタビュー2 大澤絢子「日本・修養・自己啓発」 日本学術振興会特別研究員。『「修養」の日本近代 自分磨きの150年をたどる』(NHK出版) ●インタビュー3 齋藤直子「眼ざめよ!エマソン」 京都大学大学院教授。『「自分を変える」ということ』(幻冬舎) ●論考 自己啓発のパラドックス 花村太郎 ●レポート 自己啓発書 30冊まとめて読んでみた! 選書/文・桜井通開 18cm × 24cm 176pages

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